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 生前整理の重要さを思い知った叔母の遺品整理

satoline78様より寄稿いただきました

遺品整理時期:平成29年9月8日
どなたの遺品を整理しましたか?:伯母
遺品整理にかかった時間(日数):10日
お住まい:埼玉県久喜市

 生前整理の重要さを思い知った叔母の遺品整理

隣県に住む独り暮らしの伯母が亡くなり、借りていたアパートを引き払うことになり、遺品整理。
1年前に、認知症と診断されたため入院していたので、少しずつ片付けてはいたものの、大変でした。
私との関係は、母方の伯母になります。

簡単と思った独身叔母の遺品整理

私が体験した遺品整理は、母方の伯母の遺品整理です。
ずっと一人暮らしだったので、荷物なども見た感じ少ないと思い、簡単に済むものだと思っていました。この考えが甘かった。予定では、9時から17時くらいの作業を5日位すれば何とかなるのではないかと思っていました。
自分たちで遺品整理をしようと思った理由の第一は、母と叔母が自分たちでやりたいと強く希望したからです。
その理由は、自分の姉のことだから、業者を呼ばずに何とかしたい。また、思い出になるものを姉妹で残しておきたい。ついでに、昔の写真など自宅に置いておきたいということです。
その他に、先ほども書きましたが、一人暮らしだからそんなに荷物がないだろうと勘違いしていたこと。今後のためにお金をあまり使いたくないということが理由として挙げられると思います。
もちろん専門業者さんの存在は知っていましたが、皆がその県のことに対して余り詳しくなかったこ
ともあり、自分たちで何とかしたい! となりました。
準備物は、軍手・マスク・ガムテープ・段ボールなど整理に使うものはもちろん、誰一人大きい自動車や軽トラックを持っていなかったので、ハイエースをレンタルしました。
このレンタカーは、雨の日にもリサイクルショップに持っていくものを濡らさず運べたり、布団・毛布など捨てるものを一気に運べたりと大変便利でした。
 また、計画表も作りました。
まずどの部屋から片づけるか。近くにリサイクルショップはあるか、その地区のごみの日、焼却場に持っていく場合の手続き、費用、指定ごみ袋の有無など事前リサーチも怠りませんでした。
伯母が住んでいたところは隣県だったので、自分たちの住んでいる地域といろいろな面で違いがあり、戸惑うことのないよう色々調べました。
この整理に参加したのは毎回私を含めて5人でした。皆、違う県に住んでいたので、集合できる日に集まって一気に片づけるという形でやりました。
賃貸ゆえの退去期限、少ない時間で思い出にひたる暇
無し苦労した点はたくさんあります。
まず、気持ちの整理がなかなかつかないことでした。
私も何度も遊びに来ていたアパート。
母や叔母にとっては大切な思い出のあるものがたくさんありますし、伯母がもういないという現実のも向き合わなければならず、気持ちの整理が難しかったです。
懐かしい写真が出てきては手が止まり、思い出話になる。そんな時間が長かったです。思い出が蘇り、整理するのが辛いのです。
しかし、今回の遺品整理には、アパートの契約解除という期限がありました。
2回目くらいになると時間のないことに気付き、少しペースを上げることが出来ました。
思い出の品やアルバムなどは、先に違う場所によけておき、時間のある時に処分するようにしました。また、その日、整理する場所や整理する物を前もって決めておくなど、計画的に片付けだしました。
伯母のアパートには、施設に入ってすぐに何度か整理をしに行っていたのですが、銀行関係やカード類の解約にも時間がかかりました。恥ずかしいことに伯母は認知症のせいもあってか、カードの支払いが出来ていなかったり、通信販売で定期的にものが送られてくるようになっていたりしていました。それも止めるのに結構時間がかかった気がします。
また、記念切手や、記念硬貨などもたくさん出てきたので、それを換金したりもしました。きっと、コレクションで集めていたのでしょうね。記念硬貨は、買い取りの業者も利用しようかと悩んだのですが、結局銀行にて換金しました。
切手の処分にも悩んだのですが、切手はいまだに処分できていない状態です。近いうちに郵便局にて交換しようかと考えています。
 遺品整理の中で、一番考えさせられたのは、仏壇です。
アパートなどに適している、小さな仏壇でした。
伯母は長女だったので、私からみて祖父・祖母の仏壇を守ってくれていました。
誰も、仏壇を守ることができないために、仏壇の処分も大変でした。普通の家具のように粗大ごみや、焼却センターに持ち込むこともできません。
お寺さんに相談をし、お性根を抜いてもらい、それからの処分となりました。
仏壇に関しては、私の住んでいるところの仏壇屋さんに問い合わせると処分をしていただけるということで、処分費として5000円で処分していただきました。
自力の遺品整理の予想以上の大変さを思い知った
自分たちで遺品整理をするということは、予想よりとても大変でした。今思えば、業者の方にお願いした方が体力的・精神的にラクだったかと思います。
残すもの・処分するもの・保留するものに分けて整理をしては行くものの、その時の気持ちや感情でどうしても捨てられなくなってしまい、いまだに残ってしまっているものもあります。
ただ、これが思い出の品として必要か?今思うとそんなに必要なものではなかったりします。
また、隣県とはいえ遠方に何度も足を運ぶ、遺品整理をする、そのあとに自宅に帰るという行動は、思っていたより疲れました。
3年前のことですが、私が当時30代、両親や、叔母は60代後半~70代前半だったので、年齢的に若くないのもつらかったです。
ただ、母や叔母にしたら気持ちの整理をするいい機会になったと思います。私もいい経験をさせてもらいましたし、次回はきっと自分の両親になると思いますが、この時よりもうまく遺品整理に関わることができると思います。
これからの時代、高齢化がもっと進んしまうと、老々介護・老々遺品整理になっていくのかと思います。
いつ何があってもおかしくないと思う年齢になったら、自分のいらないもの使わないもの、必要でないものは、自分で少しずつ処分していくということも重要だと思いました。
このことは、私の両親にも話してあります。
また、亡くなった後に、残された者に譲りたいもの、託したいものは前もって手続きや話などをしておくべきと思いました。

 

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